hoseyの日記

ローストビーフ酒場「hOSEY×HOSEY」をよりよくして行く為の日記

イチローを見て思ったこと

おざーす!

ニローさんです。

 

まずは先日、

夫婦でアメリカに行った間、

営業を守ってもらい、

ありがとう!

本当に頼もしい仲間に囲まれたと

つくづく思います。

 

さて、せっかくなので、

今日は、そのアメリカの感想を

共有したいと思います。

 

今回のアメリカの目的は2つ。

①New Yorkの飲食店視察(ブルックリン含む)

②米3000本安打を達成したイチローを感じる

です。

 

今日の共有はその中でも②について。

イチロー」についてです。

 

 

今回、何故イチローを見に行こうと思ったかと言うと、

実は野球をやっていたニローさんの発案ではなく、

カナさんの意向が強いです。

カナさんが一時期、

イチローに興味を持ち、

イチロー関連の書籍を読み漁ったり、

テレビに食いついたりしている時期がありました。

その頃、

イチローを直接見に行きたい!」

と言っていたので、

今回、そろそろ行けるかもねぇ

なんていいながら、

実際に叶ってしまったって感じです。

 

正直、ニローさんは

イチローに関して、

特別詳しい訳ではありませんでした。

ただ、その中で

1つだけイチローが言っていた言葉で残っているものがありました。

それは、NHKのプロフェッショナルという番組で言っていたのですが、

 

「まだ試練が足りないと思っているんですよ。」

という言葉です。

 

 

当時、イチローはニューヨークヤンキースという

世界でNO1のチームでレギュラーを張っていて、

成績も好調でした。

誰が見ても羨むスター中のスターです。

 

“試練”などという言葉とは無縁。

知らない人間からすると、

ただただ幸せなんだろうなぁと思っているような状況。

その居場所は全世界で1番と言ってもいい場所ですので、

当然ながら、そこまでの道のりは険しいに違いなく、

誰もが驚くほどの努力をしてきたはずです。

そのイチローが、

上り詰めたイチローが、

言っていた言葉。

それが、『試練が足りない』。

 

 

今回、イチローを直接見る上で、

せっかくなので、過去のイチローの特集などを

You tubeなどでチェックしました。

すると、今のイチローがどういう道で来たのかが

ざっくりですが分かってきました。

 

まずは日本での大成功。

そして、日本人野手で最初の挑戦者として

大リーグに。

初年度から、ヒット量産、

走攻守にわたる大活躍で、

一躍大スターの仲間入り。

シアトルマリーンズというチームで大躍進を果たします。

 

そのまま10年以上マリーンズで過ごします。

その間、年間200本安打を連続でクリアするなど、

大活躍は止まらない。

 

ただある時期に差し掛かってから、

イチローはチームで孤立します。

イチローは活躍するのですが、

チームがどうも勝てない。

イチロー一人が孤軍奮闘状態。

 

しかも、その状況が残念ながら納得せざるを得ない

チーム状況を目にする。

緩慢なプレー。

努力の欠如。

 

それに対して、

イチローは何とかチームを奮起させようと

働きかけますが、機能せず。

さらにその頃、

イチロー個人の成績が落ち始める…。

結果も出ないまま、

チームを奮起させたい想いは空回り。

結果、徐々に孤立していきます。

 

マスコミは成績の落ち込みの原因を年齢に求め、

引退を臭わす報道がチラホラと。

 

そんな状況の中、

イチローのチームとの契約期間満了が迫ってきます。

 

こんな追い込まれ方を、

日本ではなく、世界規模で、

世界中の目にさらされながらしていくのです。

常人では精神の維持すらままならないと思います。

 

 

そこでイチローが出した答え。

それが、

ニューヨーク・ヤンキースへの移籍』

です。

 

ニューヨーク・ヤンキースというのは、

日本で言えば、読売ジャイアンツです。

1番のチーム。

その日本版ではなく、

全世界の1番のチームです。

そのヤンキースに40歳に差し掛かる頃に果たします。

プレッシャーはマリーンズの比ではないはず。

すごい決断です。

 

常人では押しつぶされてしまいそうな状況で

イチローはまたも奇跡を起こします。

成績が上向き、

またも安打を量産しだしたのです。

世界で1番のチームで、

その輝きは増したのです。

 

その頃です。

最初に申し上げた

「試練が足りない」という発言をしていたのは。

 

 

そんなイチローが好成績を維持しながら、

FAとなり、

新天地として渡ったのが、

今のマイアミ・マーリンズです。

マーリンズに移ってからは、

常に好成績とはいかないものの、

球界最年長野手、

世界の大スターとして活躍をしています。

そんな状況のイチローを見に行きました。

 

 

ニローさんが、

イチローを直接見て、感じた感想。

それは、

「試練は続いている」というものでした。

 

イチローはチームで一番の人気者でした。

日本から見ていると、

日本人だから注目していると想いがちですが、

全く違います。

イチローの名前が呼ばれる度、

イチローが打席に立つ度に、

球場が一体となって、

全員で応援します。

アメリカ人の子供たちが

イチローの顔写真を加工して応援をして、

イチローのTシャツをアメリカ人が来て応援しています。

イチローが打点を挙げたシーンは、

試合で一番の盛り上がり。

球場全体が一丸となって盛り上がりました。

 

チームのグッズ売り場は、

イチローグッズばかり。

別に日本人が多い訳ではないですよ。

マイアミは日本から直行便もないですし、

ほとんど見ません。

そんな状況でも、

グッズ売り場はイチローだらけです。

もうまさに、

『世界のイチロー』です。

 

順風満帆に感じます。

ただ、

球場が埋まらないんです。

お客さんが少ないんです。

 

ニローさん達が観戦したのは、

日曜日です。

日曜日のデーゲーム。

日本であれば、

12球団、どのチームでも

超満員の状況です。

それが、外野席ならず、

バックネット裏の一番いい席でも、

空席が目立つ状況。

 

街を見た時も同様。

ニローさん達はニューヨークで2日間過ごした後に、

3時間飛行機に乗って、

マイアミに移ったのですが、

一言で言うと田舎。

ビーチは有名で人はいるものの、

建物は古いし、

街は汚れている。

聞くと、治安も悪いようで、

暗いうちは出歩かない方がいいようでした。

 

イチローは世界で1番のチームでレギュラーだったんです。

ニューヨーク・ヤンキースなら

おそらく平日でも席が埋まらないなんてことはなかった。

そのイチローが、

マイアミのチームで、

席が埋まらない球場で

奮闘しています。

成績は3割を超えて、好成績なのに、

毎試合スタメンとはいかず、

代打要員に甘んじる状況です。

 

今、引退しても、

誰もがほめ称えるし、

世界中のスターのまま

その後の人生もおそらく順風満帆でしょう。

でも、さらなる高みを目指して

トレーニングを繰り返して、

マスコミを含めた

世界中の人の目にさらされるのです。

 

まさに、今も

「試練を求めてる。」

 

 

 

非常に感動的な旅となりました。

ニローさんは残念ながら、

試練が足りないなどということが言えるほど、

まだ高みに上っていないですが、

イチローをここで直接感じられたのは

大きな財産になったと思います。

常に試練を求め、

常に自身を見つめ、

常に成長を繰り返す。

それこそが、人生の楽しみ方であるかのように。

 

 

 

えー。

もちろん先ですが、

次に、行きたいところも決まりました。

それは、先日「クレージー・ジャーニー」というTV番組で知った

世界でNO1のサーカス団。

全米中を、専用の列車で移動して

講演を繰り返しているようなんですが、

そのエンターテイメントは圧巻で、

TVで見ても、感動的でした。

そこには日本人がピエロとして活躍しているようで、

その方も見に行きたいと思いました。

 

上述しましたが、

もちろん先の話。

とりあえずは仕事をみんなと一緒に頑張ります。

ただ、先にやりたいことや

達成したいことがあると

今頑張れるってのも真実だと思うので、

目標として、次は

「世界NO1サーカスを見に行く!」

としました。

 

それもこれも

みんながいてくれるから出来ます。

本当にありがとう!

 

 

今日は、この夏2回目のBBQですね。

新加入のナカムも参加できるので

また新たなチームを感じられる日になるといいね。

また思いっきり遊んで、

思いっきり笑いましょう!!