hoseyの日記

ローストビーフ酒場「hOSEY×HOSEY」をよりよくして行く為の日記

接客の3つのポイント

おざーす!

ニローさんです。

 

昨日は予約もなく心配していましたが、

結果、31万円を超える着地となりました。

月の上旬ということもあり、

金曜ではありましたが、

周囲の店舗は集客に苦慮している様子が

感じ取れましたが、

HOSEYはなかなかの集客状況。

途中、2名様、4名様、5名様と

席をご用意できずに

入店をお断りするような感じでした。

嬉しい限り。

 

 

その中で、ニローさん。

昨日、ヒロトに叱られました。

いつものように“余計なこと”をして…。。

 

それは、

「なんで、長芋漬け作っちゃうんですか!?(怒)」

というもの。

 

…というのも、

昨日、非常に盛況な営業ではありましたが、

スタートからずっとローストビーフのポジションを

ヒロトがしていたんです。

非常に盛況で忙しい営業でありましたが、

1人で最後までやりきっていたんです。

そこで、21時半頃ですか。

「もう少しで1人でやりきれる!」

ってところで、

ニローさんが何も考えずに、

チョー簡単な長芋漬けを

サクっと作って、

アホ面しながら、

「お願いしま~す!」

なんて。。

 

ヒロト、ごめん…。。。

 

 

 

まぁ、でも1人でポジションを守りきる!

っていう想いが何より素晴らしいなぁと思います。

 

ホットのヒロキもほぼ1人で回していましたし、

ドリンカーのチャッキーも余裕すら感じさせるような状況。

忙しい営業、

裏側が強ければこそ、前で攻められるような状況が作れるというもの。

そんな中で、昨日の地盤は強かったですね。

素晴らしい!

 

課題は、洗い物が残ってしまって、

閉め作業に時間がかかってしまったことくらいかと思いますが、

まぁ、課題は1つ1つ消していけばいいんです。

より強くなる課題があるのはいいこと!

ちなみに来週の金曜は、

昨日とは打って変わって

予約を多数頂戴していますので、

より真価が問われる営業になるかと思います。

楽しみだね。

 

 

 

さて、少し話が変わりますが、

今週はみんなが店を守ってくれたおかげで、

色んな人と話す機会を設けることが出来ました。

その中で、今のお店にいいだろうなぁということが

ありましたので、

少しだけ共有しましょう!

 

まず、水曜日。

取引をさせて頂いているサッポロビールの方と

一緒に繁盛店を回るストアコンパリゾンを

行いました。

 

サッポロビールさんには、

次に小さい店をやろうとしているので、

協力してくれませんか?

と漠然と投げたのですが、

真摯に対応頂いて、

まずは全国の「狭い」けど繁盛している店

をリストアップして紹介頂きました。

 

「この店は商品に特徴がありまして…。」とか

「この店はお客様と近い接客が好評でして…。」とか。

 

そんな中で、

「では、次に実際に一緒に店を回りましょう!」

という提案をもらって、

サッポロビールさんに接待してもらいました。

 

水曜だけで3件。

森下の老舗。

銀座のワインバル。

新宿のモツ煮込み専門店。

 

次の店は、

今の牛筋のトマト煮込みを進化させて

ローストビーフと2枚看板にしたいと思っているので、

非常に勉強になりました。

 

そんな中で、当然雑談というか、

色んな話をさせてもらんですが、

みんなにも共有できる内容を少し紹介します。

 

ある接客の専門家の話。

その方は全国に何店舗もある飲食店に

接客専門でコンサルを行っている

“おかま”の方。

 

ニューハーフという特徴もあってか、

非常に勢いのある接客が定評があり、

社長から「店の空気を変えてきてほしい」と指示を受け、

不振の店舗に出向いて、

一気に店の空気を変えるということをしている方のようです。

 

その方と、そのサッポロの担当者があって話す機会があったようで、

そこで、接客について大事にしている2つのことを

教わったというのです。

 

①「いらっしゃいませ!」に全てをかけよ!

人と人も同様。

第一印象でかなりの部分が決まってしまいます。

最初の印象がいいと、

人というのは、

その後もその人の「いいところ」を探すもの。

第一印象が悪いと、

その後、その人の「悪いところ」を探してしまいます。

店でいうところの第一印象、

それが

「いらっしゃいませ!」

 

ここに全精力を傾けなさい!

と行く店、行く店で指導しているようです。

 

 

②ファーストドリンクは遅れるな!

お客様は何より喉が渇いて入店している。

その店がいい店化どうかっていうのは、

まずはファーストドリンクで乾杯して、

「は~!生き返る~!」

となってから考えるもの。

 

先ほどとも重なりますが、

最初のドリンクが遅れるということは、

当然ながら不安になりますので、

その後、いかに優れたメニューを見ても、

いかに美味しい料理が運ばれてきても、

どうしても「悪いところ」を探してしまう。

だからこそ!

最初のドリンクは遅れちゃダメ!

まずは乾いた喉を潤してもらって、

いい気分で店を楽しんでもらうのが大事!

 

 

③「発」タイプを攻めよ!

人間にはタイプがあるようです。

特に飲み会のような集団になるとそのタイプは顕著。

今回のタイプ分けは3つ。

 

 「発」…自ら発言するタイプ

 「展」…話を展開していくタイプ

 「聞」…話を聞いて受け止めるタイプ

 

です。

 

例えば

ヒロトが「今日の営業ってあれがよかったよね!」と“発”して、

ヒロキが「特にあの場面は最高でしたね!」と“展”じて、

チャッキーが「うん!うん!」と“聞”く。

 

例えると、こういうタイプ分け。

もちろん、どの3人が集まるかによって、

そのタイプは変わると思います。

 

さて、それは分かったとして、

接客で大事なこと。

それは「発」タイプを見極めて攻めること。

です。

 

要は料理にしても、ドリンクにしても

頼むのは「発」タイプが多い。

ってこと。

 

「何かお飲物、お持ちしますか?」

 

(発)「じゃぁ、俺は○○と…、チャッキーは○○でいい?あとヒロキに日本酒!」

(展)「 じゃぁ、俺は日本酒。」

(聞)「いや、まだ大丈夫です。」

 

みたいな感じ。

もちろん“聞”タイプや“展”タイプの方が場を読んで、注文するケースもあります。

ただし、その場合はどうしても控えめになりがち。

当たり障りない感じで頼んでしまうもの。

しかし“発”タイプというのは、

基本的に攻撃タイプですから、

どんどん行く訳です。

 

だからこそ、接客のプロとしては、

この“発”タイプを見極めて、

そこを集中的に攻めるというのです。

 

なるほどなぁと。

 

 

①「いらっしゃいませ」にすべてをかけよ!

②ファーストドリンクは遅れるな!

③「発」タイプを攻めよ!

 

なかなか面白い話でした。

 

 

 

 

さて、今日はご予約を数件頂いてのスタート。

先週の土曜、課題の残る営業でしたので、

今日はリベンジを果たしたい!

昨日、唐揚げの注文が復活していましたので、

一定の効果はあったのかなぁと。

今日、しっかりといい営業して、

気持ちよく、みんなは遊んで来たらいいと思います。

 

「今日はいい営業だったね。早く閉まったし」

「明日は楽しんでねぇ」

 

こんな感じにしましょう!!